遺言とエンディングノート。結構この違いが分からないという質問をお受けします。遺言は、死後の財産などの重要な事項について書き記しておくもの。エンディングノートは、死後の葬儀のやり方やだれを呼ぶか、そのほか、様々な事柄を書き記しておくメモと考えていただければいいでしょう。もちろん、両方に重なる部分はありますが、法的な要素の重要な部分を占める遺言は、専門家の意見を聞きながら作成するのが良いでしょう。逆にエンディングノートは、気になったことをその都度書いていく、書き直していくものでいいと思います。想いの詰まった遺言とエンディングノート。共通していることは「大事な人たちのために書く」ということでしょうね。
遺言とエンディングノート