以前、私のところに相談に来られましたからのお話をさせていただきます。これは以前婦人公論の取材でもお話しした内容です。仲の悪い嫁姑がおり、嫁夫婦からご相談をいただき、母親に遺言を書いていただきたいという相談です。まずは母親を納得させなければ先には進みません。そこからのスタートでした。紆余曲折はあったものの、最終的には母親は嫁と仲良くなり、遺言作成と養子縁組。非常に困難であり、時間はかかりましたが、目的達成です。それ以上によかったのは、嫁姑が仲良くなったこと。もちろん、いないところではお互い言いたい放題でしたが、それでも、以前よりは相当ましになりました。遺言はある意味、お互いの心を開くいいツールなのかもしれません。そんなことを感じさせたお仕事でした。
難易度の高い遺言。子が親に書いてほしい。。こういうご要望もあります
