遺言を書きたい!これが普通ですが、遺言を書いてほしい。。そういう親族などのご相談もあります。もちろん、強制的に書かせるわけにはいきませんが、あとあとのトラブルを予防するため、親族が思い悩むこともかなりあります。私もこのような事態に出くわすことはかなりあります。兄弟が仲が悪い、母親と仲が悪い、腹違いの兄弟がいる、離婚した前妻の子供がいる、子供がなく、兄弟相続となるなどなど、千差万別。。それでは、こうしたときにはどうするのでしょうか。私はまずは、状況を本人にしっかり説明し、今後予想されるトラブルをお話しすることから始めています。もちろん、それでも書いてくださらない方はおります。思い起こせば、公証人の先生に施設に訪問してもらったのにもかかわらず、その時に腹の虫の居所が悪かったのか、書いてくださらなかったこともありました。。遺言は将来の死と向き合うこと。だからこそ、避けたいと思う方がいて当然です。そうした不安な気持ちを親族の方がどのように解きほぐせるか。私たちがどのようにお手伝いできるか。答えは一つではありませんから。非常に難しいですね。ただ、その方に寄り添うことが何より必要と思います。
遺言を親に書いてほしい。。。そうしたご相談もあります