認知症を感じているご高齢の方から「遺言はつくれないのでしょうか?」と相談を受けることがあります。最近物忘れが多い、また、日にちや時間を間違えることが多い、自宅の二階に行って何をするのか忘れてしまう。。。そんな方からご相談をいただくことも実は結構あります。そうした方の遺言が造れるかどうか、皆さんも気になるでしょう。特にもしものときに「この遺言は認知症になった後に作ったので無効だ」などと親族に言われることもあるかもしれません。この答えですが基本的には「YES。つ作れます。」というのが回答。認知症には段階があり、単に物忘れがあることを自分で自覚できるときはまだ大丈夫ということです。ただ、完全に認知症になってしまったときには基本的に作れませんので、、、、というのは話をしていても支離滅裂では公正証書遺言はまず作れませんし、自筆証書もほぼ不可能でしょう。自筆証書はあくまでも自分の意思で書くからです。認知症を疑っているが、今の状況で遺言が書けるだろうか。。。こんなご心配のある方は弊所までご相談ください。新型コロナウイルス感染症対策として、弊所はオンライン相談を行っております。ぜひご利用くださいませ。まずは弊所にお電話を。
認知症と遺言